※本記事は、弊社が2020年3月に公開した 10 Great Laser Cutter Projects You Can Make at Home を翻訳し、修正を加えて作成したものです。
もし、あなたの仕事場やご家庭で最新のレーザーカッター(レーザー加工機)を導入したとしたら、最初に何を作りますか?作る物に困っているようでしたら、子どもたちがワクワクするような身近な作品から作ってみるのはどうでしょうか。作りたいもののアイデアは、色々な作品を作るなかで培われていきます。それでは、以下の10作品から1つを選んで、さっそくモノづくりに取り組んでみましょう!
レーザーカッター・レーザー加工機の作品例
レーザーカッターを使うと様々な種類の素材を加工することができるので、導入したばかりのときには作る作品を決めることが難しいかもしれません。そこで、この記事では10個の作品例を紹介したいと思います。紹介されている作品例を参考に、オリジナリティーを加えて独自の作品を生み出してみましょう。
1. 小物入れ
参照:https://www.thingiverse.com/thing:3169513
3mmのMDF(中密度繊維板)を使用して、3つの引き出しがある小物入れを制作します。レーザーカッターを使用して切断した個々のパーツを、パズルのように組み合わせます。天板を自由にデザインできますので、子どもたちに名前を書いてもらったり、好きなキャラクターや動物の絵を描いてもらうのも良いでしょう。作品に個性を与えることで、世界で1つだけの小物入れになります。
2. 工具ケース
参考:https://www.thingiverse.com/thing:1294976
MDFで工具ケースを作成して、ドライバーなどの工具を保管することができます。また、ケースのサイズを変更することでペンケースとして使うこともできます。内部には各ツールを固定するためのスロットがあり、スライド式のふたは名前やメッセージ、説明を書くために最適な場所となります。
3. クリスマス飾り
参考:https://www.thingiverse.com/thing:2756879
クリスマス飾りは、最も魅力的なレーザーカッター作品の1つかもしれません。木製の美しい天使の飾りや、かわいい松ぼっくりなどを作ることができます。制作物の重さは軽量ですので、どんな木にも簡単にぶら下げることができます。切断した制作物に色を塗ることで、子どもたちが個性を発揮することもできるでしょう。
4. ヘッドフォンスタンド
参考:https://www.thingiverse.com/thing:3289688
ヘッドフォンを置いたままにするとコードが絡まってしまいます。ヘッドフォンスタンドを制作することで、この問題を解決してみませんか?スタンドの底面に名前やメッセージを彫刻することもできますので、贈り物にも最適ですね。
5. キングタイガー(戦車)
参考:https://www.thingiverse.com/thing:3460717
レーザーカッターを使うことで、キングタイガー(戦車)のようなかっこいい戦車を作ることもできます。少し複雑な設計をしているように見えますが、このように多数のパーツを組み合わせることで、砲塔を備えた見事なキングタイガーを組み立てることができます。レーザーカッターを使用して、とても小さなギアや部品を制作することもできます。
6. 木製ロケット
参考:https://www.thingiverse.com/thing:2795348
キングタイガーが複雑すぎる場合には、代わりに木製ロケットを試してみてください。デザインはシンプルに見えるかもしれませんが、3Dロケットは見栄えが良く、色を塗るとさらに引き立ちます。メタリックな塗装でリアルな質感も再現できます。
7. 積み重ね式トレイ
参考:https://www.thingiverse.com/thing:2471166
レーザーカッターを使って実用的な作品を作りたい場合には、積み重ね式のトレイがおすすめです。一般的なコピー用紙に合うように設計されていますので、トレイを積み重ねて資料を整理することができます。
8. 木製プランター
参考:https://www.thingiverse.com/thing:2934248
吊り下げ型の木製プランターを作成することもできます。このようなプランターを作る際には、植物に付随する土の重さにも注意しましょう。
9. フルーツボウル
参考:https://www.thingiverse.com/thing:2651158
キッチンをより便利にするためのツールを作ることもできます。外側に広がるデザインは、フルーツを置くのにぴったりです。色を塗ることで、より見栄えの良いフルーツボウルができます。
10. ペイントブラシホルダー
参考:https://www.thingiverse.com/thing:2851164
レーザーカッターで作品を作った後には、筆を使って着色することがよくありますので、筆を収納するためのツールを最初に作ってみるのも良いかもしれません。様々な太さの筆を収納するために、空ける穴のサイズには注意してください。
Laserboxを使うとできること
Makeblockは、公式ウェブサイト Makeblock Education 上で多くのレーザーカッター作品を公開しています。また、教育と創造のために設計されたレーザーカッター「Laserbox」を用いて作れる各作品の組み立てガイドを動画でもご紹介しております。レーザーカッターを使った作品制作にご関心のある方は jp@makeblock.com 宛にお問い合わせください。